猛暑が続いた8月も、カメラを片手にあちこち出かけてきました。早朝の蓮撮影から夏祭りのスナップ、手持ち花火、そして茨城の観光地巡りまで、今月もいろんな被写体と出会えた濃密な1ヶ月。暑さに負けず撮影を楽しんだ記録をまとめてみるよ。
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「🎞Frame Log|写真で記録する日々の断片」シリーズの前回記事はこちら↓

🌸 蓮の花撮影|早朝の静寂に咲く夏の主役
7月に上野で蓮の記事を作成してから、ちゃんとスポット紹介をするため、ほかの蓮の花スポットへ挑戦。横浜の三渓園と葛飾区の水元公園、2ヶ所で早朝撮影に挑んできました。

三渓園「早朝観蓮会」で迎える朝7時
横浜の三渓園では、毎年夏に「早朝観蓮会」が開催されています。朝7時という早い時間にも関わらず、多くの写真愛好家や観光客が訪れる人気イベント。今回の主な狙いは、開花前のつぼみ状態の蓮。朝露に濡れた姿がとても美しくて、α7IV + SEL70200GM2の組み合わせで様々なアングルから撮影してきました。
撮影の合間には、会場で提供されていた限定朝食の中華がゆセットも堪能。早朝撮影の楽しみの一つは、こういった特別な体験ができることですね。

水元公園で日の出と蓮のコラボレーション
続いて訪れたのは葛飾区の水元公園。こちらも日の出に合わせて到着し、朝の光に照らされるつぼみの蓮を撮影。三渓園とはまた違った雰囲気で、より自然な環境での蓮撮影を楽しめました。

🎆 夏祭りスナップ|クロスフィルターで切り取る夏の風情
8月といえば夏祭りの季節。今年は3つの異なる夏祭りに足を運んで、それぞれの雰囲気をスナップしてきました。基本の機材はα7IV + SEL24F14GMにクロスフィルターの組み合わせ。広角レンズで祭りの賑わいを切り取りつつ、クロスフィルターで夜の光を美しく演出しました。

うえの夏まつり|風鈴とクロスフィルターの魔法
上野公園で開催された夏まつりでは、屋台グルメを楽しみながらのスナップ撮影。特に印象的だったのは、会場に飾られた無数の風鈴。クロスフィルターを使って撮影すると、風鈴が光る度に美しい十字の光条が現れて、とても幻想的な写真に仕上がりました。

麻布台ヒルズ夏まつり|都会的な祭りの新しい形
麻布台ヒルズでの夏まつりは、従来の夏祭りとは一味違う都会的な雰囲気。ここでは肖像権を意識して、人物が特定されないよう低スローシャッターでのスナップに挑戦。動きのある被写体をブラして撮ることで、祭りの活気を表現しつつプライバシーにも配慮した撮影ができました。

森林公園盆踊り|広角で捉える迫力の盆踊り
森林公園の盆踊りでは、広角レンズの特性を活かして盆踊りの輪を迫力あるアングルで撮影。参加者の熱気と一体感を写真に込めることができました。

✨ 手持ち花火スナップ|北条海水浴場でのエモい夜
千葉の北条海水浴場で手持ち花火スナップに挑戦。今回もα7IV + SEL24F14GM + クロスフィルターの組み合わせで、キラキラした手持ち花火の光を美しく表現することができました。
海辺での撮影は風や砂の対策が必要でしたが、広角レンズによる開放感のある構図と、クロスフィルターによる花火の光条効果で、とてもエモーショナルな写真に仕上がりました。

記事には書かなかったんだけど、大き目な折りたたみ椅子(コールマンとか)をビーチに置いて、日の入り後にチルするの、マジで良い。
撮影の合間には周辺の観光スポットや道の駅にも立ち寄って、千葉の魅力も満喫。写真を撮りながらの小旅行は、いつも新しい発見があって楽しいです。


🌃 池袋西口夜スナップ|45分のフォトウォーク
夕方から夜にかけて、池袋西口周辺を45分間で一周するフォトウォークを実施。今回もα7IV + SEL24F14GMで、広角レンズの特性を活かした様々な表現に挑戦しました。
ただ写真を撮るだけでなく、スローシャッターを使った光の軌跡撮影など、技術的な工夫も取り入れながら池袋の夜景を切り取っていきました。都心のネオンや人の流れを題材に、いろんなアプローチで撮影を楽しめました。



🗼 茨城県牛久市観光スナップ|グルメと名所を巡る1日
今月末のメインイベントは茨城県牛久市への日帰り観光。メインの目的は「ラーメンショップ 牛久結束店」でしたが、せっかくなので周辺の観光スポットも巡ってきました。基本機材はα7IV + SEL70200GM2で、各スポットの魅力を望遠レンズで切り取っていきます。

牛久シャトー|歴史あるワイナリーの風格
まず訪れたのは牛久シャトー。日本初の本格的ワイン醸造場として知られる歴史ある建物は、撮影スポットとしても非常に魅力的。外観の重厚な佇まいや、巨大なワイン樽、年月を感じさせる看板など、望遠レンズで様々なディテールを切り取りました。


こもれびの森イバライド|自然の中の撮影天国
こもれびの森イバライドは、広大な敷地にたくさんのスナップポイントが点在する撮影者には嬉しいスポット。園内のあらゆる場所でシャッターを切りながら、自然と建物の調和を楽しみました。家族連れが多く、ほのぼのとした雰囲気も写真に残せました。
さすがにこの雰囲気で一人でデッカイレンズを持っているのは少し恥ずかしかったですが、そこは腐ってもフォトグラファー。周りに配慮を忘れずに、ファインダーを覗くぞ。

牛久大仏|圧倒的存在感に魅了される
最後は牛久大仏へ。その圧倒的な大きさに驚かされました。望遠レンズを使って大仏の迫力を表現しつつ、周囲の風景との対比も意識した構図で撮影。時間の都合で大仏の撮影をメインに撤退となりましたが、十分にその存在感を写真に収めることができました。
📸 8月の撮影を振り返って
今月は本当に多種多様な被写体と出会うために行動した1か月だったと感じた。早朝の静かな蓮撮影から、賑やかな夏祭り、ロマンチックな手持ち花火、都市部の夜景、そして茨城の観光地巡りまで。しっかり早起きをして、健康的な生活もできていたと思う。
特に印象に残っているのは、SEL24F14GM + クロスフィルターの組み合わせ。夏祭りや花火撮影で大活躍してくれました。24mmほどの広角でのスナップを含めた撮影はかなり苦手なものの、しっかり意図した撮影ができたのがよかった。一方で、SEL70200GM2は蓮撮影や観光地での望遠スナップで威力を発揮。


猛暑の中での撮影は体力的にきつい面もありました。ですが、早朝の涼しい時間帯、夕方から夜にかけての日差しがない時間帯と、この40度近い酷暑の夏も工夫次第でたくさんの撮影ができたかな。
来月9月は少し涼しくなるかな?秋の気配を感じながら、また新しい被写体を求めて出かけていこうと思います。今月もお疲れさまでした!