🏙 撮影スポット探訪記|カメラ片手に歩く街角

原宿〜渋谷フォトウォーク|感性が刺激されるストリートを歩く

感性が刺激される街、原宿から渋谷へ。カルチャーとトレンドが交錯するこのエリアは、スナップフォトの宝庫です。本記事では、原宿〜渋谷間を歩きながら出会った被写体や撮影スポット、撮れ高を紹介します。これから撮影に訪れる方に役立つ構成でお届けします。

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原宿〜渋谷間はなぜスナップに最適なのか?

この区間はわずか1.5km程度ですが、キャットストリートを中心に多様な風景が詰まっています。裏原のストリートファッション文化、個性的なショップの看板、表参道の洗練された建築、渋谷の雑多なネオンまで、撮るものに困りません。

hatta

しっかりフォトウォークすると被写体のジャンルが豊富なので、歩いて1時間ほど。特にキャットストリートは表情が豊かです。

撮影ルートの概要|原宿駅〜キャットストリート〜渋谷駅

私がよく歩くルートをご紹介します。基本は夜18時~20時までの時間でスナップすることが多いです。20時以降はキャットストリートのショップが閉店してしまい、光源がなくなってしまうので注意です。

  1. JR原宿駅 竹下口:まずは定番、竹下通りを軽くスナップ
  2. キャットストリート:裏原系ファッションの宝庫
  3. 宮下パーク&渋谷駅前:仕上げに都市の雑踏スナップ
地図

おすすめの機材

スナップで軽快に撮るには、小型のミラーレスや単焦点レンズが有利です。たとえば、下記のような組み合わせが快適です。

  • Sony α7C II + FE 35mm F1.8
  • Fujifilm X100シリーズ
  • Ricoh GR IIIx

hatta

私はよくFujifilm X100Vを使っていますよ

原宿・渋谷の撮影スポットの紹介

撮れ高をスポットごとに紹介します。基本的には18時以降の夜です。ショップの街灯を背景に、良いシルエットを探していきましょう。

JR原宿駅 竹下口

原宿駅スタートの場合、竹下口からスタートします。ここからキャットストリートまでのルートは、大きな道路沿いにたくさんのショップが並んでいます。

街灯が反射する自転車
Zoff
atmos

ここでのおすすめは、道路の向こう側を撮るのが良いです。ショップの街灯を背景にキレイな歩行者のシルエットが撮ることができます。背景-歩行者-カメラが垂直の位置にあり、構図としてかなりすっきりしたものが撮れます。

キャットストリート(旧渋谷川遊歩道路)

キャットストリートに入るとおしゃれなお店が並んでいます。ここから渋谷方面に歩いていきます。

cannabis
キャットストリートに座る男性
LEVI'Sを背景にした男性のシルエット

原宿駅周辺より近めの表現ができます。道もそこまで大きくないので、奥行きのある写真も撮ることができます。

hatta

被写体と距離が近いときほど、配慮を忘れずに

宮下パーク&渋谷駅

キャットストリートの二股になっている場所を抜けて右折すると、神宮通公園に着きます。そこからは渋谷駅まで直線です。

神宮通公園から見える渋谷スクランブルスクエア
宮下パーク下の交通整理をする警備員
渋谷スクランブル交差点

神宮通公園から渋谷スクランブルスクエアまでは直線なので、抜け感のある写真を撮ることができます。ポートレートなんかも途中の歩道橋の上でよく撮ったりします。
ここからは人通りがグッと多くなるので、歩行者、自転車の邪魔にならないように、周りへの配慮を最優先に、じっと撮れ高を狙いましょう。

これから撮影に行く人へアドバイス

  • 人物を撮る場合は必ず相手に配慮を
  • カフェの外観や看板も魅力的な被写体に
  • 平日夜が比較的人も少なくおすすめ

まとめ|一度の散歩でたくさんのジャンルの被写体に出会える街

原宿〜渋谷のフォトウォークは、まさに“撮れ高の宝庫”。ストリート、建築、人物、光と影、ネオン……それぞれの要素が短距離に凝縮されています。天候に関わらず何度でも楽しめる、まさにスナップの練習場とも言えるエリアです。