📘初めてのカメラ教室|初心者向け使い方

カメラを買ったら最初にやるべき初期設定10選|初心者向けにわかりやすく解説

初めてカメラを購入したとき、「とりあえず撮ってみよう」と思っていませんか?
でもちょっと待ってください。実は最初にしておくべき“初期設定”がいくつかあるんです。
設定を整えることで、撮影が快適になり、失敗も防げます。ぜひ確認しておきましょう。

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カメラを買ったら最初にやるべき初期設定10選

hatta

「初期設定なんて後回しでいいでしょ?」と思いがちですが、ちゃんと設定しておくと後々のトラブル防止になりますよ!

1. 日付と時刻を設定しよう

写真ファイルの整理やSNS投稿時に重要になるのが撮影日時。初期設定のままだと海外時間になっていることも。正しく設定しておきましょう。

2. 言語設定を日本語に

購入直後のカメラは英語表示になっていることがあります。メニュー操作のミスを防ぐためにも、日本語表示にしておきましょう。

3. 画像サイズと画質の設定

最初のうちは「JPEG(高画質)」で十分ですが、写真の面白いところの1つは編集の自由度です。あとで編集を考えるなら「RAW+JPEG」にしておくのがおすすめです。

4. メモリーカードの初期化(フォーマット)

中古のカードや他機器で使ったものは、カメラ本体の設定でフォーマット(初期化)しましょう。エラーや保存不良を防げます。また、初起動の際にメモリーカード内で専用フォルダ作成などされるので、起動→初期化をしておきましょう。

5. 自動電源オフの時間を調整

特にミラーレスカメラやコンパクトデジカメはバッテリー容量が少なめです。シャッター数にも依存しますが、丸一日の撮影ではバッテリー2本用意する必要があったりします。その中で、オートパワーオフはバッテリーを節約する便利機能です。短すぎるとストレスなので、30秒〜1分程度がバランス◎

6. 露出補正の初期値を確認

たまに±補正されている場合があります。「0.0」に戻してから使い始めるのが安心です。

7. フォーカスモードを選ぶ(AF-SかAF-C)

静止画なら「AF-S(シングルAF)」、動きのある被写体なら「AF-C(コンティニュアスAF)」に設定しましょう。

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8. ISO感度とオートISOの設定

初心者にはオートISOが便利。ただし、上限感度(最新カメラであれば12600程度まで)を設定しておくと、ノイズを抑えた撮影がしやすくなります。

9. 手ブレ補正(IS)がONか確認

手ブレ補正機能がONになっているか確認しましょう。ただし三脚使用時はOFF推奨です。

10. カスタムボタンを設定しよう

ここが一番時間を使うところになります。よく使う機能(SS、F値、ISO、ピクチャースタイルなど)をカスタムボタンに登録すると、撮影がぐっとスムーズになります。

hatta

「お持ちのカメラの名前」+「カスタムボタン設定」でyoutubeなどで検索すると、メニューの上から順番に細かく設定を教えてくれますよ。

そのうち、私の設定なんかもまとめた記事を作成します。

まとめ|最初のひと手間が、写真を変える

カメラの初期設定は「撮る前の準備運動」のようなもの。いきなり撮って失敗がないように、できる準備は事前の準備はしておきましょう。
この記事で紹介した10項目を設定しておくことで、快適に・楽しく・失敗の少ない撮影ができます。