🎞Frame Log|写真で記録する日々の断片

Frame Log #007|2025年9月の写真活動まとめ|FUJIFILMの魅力と秋の訪れを感じよう

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暑さが和らぎ、少しずつ秋の気配を感じるようになった気がしてきました、そんな9月。今月は新しい機材テストから工場夜景、そして秋の花撮影まで、バラエティに富んだ撮影活動ができたので、そのまとめです。特にFUJIFILMのカメラやレンズの魅力に改めて感心させられた1ヶ月でしたね。

📱 FUJI X WEEKLYで広がるフィルムシミュレーションの世界

9月上旬は、FUJI X WEEKLYアプリを紹介するために活用したスナップ撮影に出かけました。渋谷と巣鴨という対照的な2つのエリアで、異なるフィルムシミュレーションレシピを試してみました。

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FUJI X WEEKLYの利用のすすめ|フイルムシミュレーションで日常を特別な瞬間に変えるFUJIFILMユーザー必見!FUJI X WEEKLYでプロのフイルムシミュレーションレシピを無料活用。X100Vを使った実践例も紹介。特別な機材なしで日常のスナップが劇的に変わる方法を解説します。...

渋谷夜スナップ|「Fluorescent Night」の魔法

渋谷の夜景撮影で使用したレシピ「Fluorescent Night」は一味面白かったです。ランダムで選出したこのレシピは、蛍光灯の独特な緑がかった光を美しく補正してくれて、都市の夜景撮影において、自分では思いつかない表現をしてくれました。

巣鴨昼スナップ|「Kodak Ultramax 400」の温かみ

一方、巣鴨では「Kodak Ultramax 400」レシピを使用。1990年代のコンシューマーフィルムを再現したこのレシピは、下町の落ち着いた雰囲気にぴったりマッチします。よくこのレシピを使っていたので、色合いも自然で商店街の看板や昭和の面影を残す建物が、フィルムらしい温かみのある色合いで表現できたのが印象的でした。

渋谷の広告看板
巣鴨のフェンスの影
hatta

自分好みなレシピを探せたら次はランダム機能で遊んでみよう。新しい発見ができるはず!

🏭 川崎の工場夜景へ|5年ぶりの再挑戦

9月中旬は、5年ぶりに川崎工場夜景の撮影に挑戦。以前撮影した時とは機材も技術も大きく変わっていて、まさにリベンジ戦という気持ちで臨みました。今回はα7IV + SEL70200GM2の組み合わせで、川崎マリエン、千鳥運河、千鳥町貨物ヤード前、そして扇橋まで、約4時間のルートを巡りました。

川崎工場夜景の魅力を徹底解説!おすすめ撮影スポット4選とそのルート紹介!川崎工場夜景の撮影スポットを徹底解説!羽田から扇橋まで8時間の撮影ルートを実体験レポート。α7IV×SEL70200GM2での撮影テクニック、三脚設定、各スポットの特徴と注意点を詳しく紹介。...

技術的な進歩を実感した撮影体験

今回特に感動したのは、望遠レンズとクロスフィルターの組み合わせ。5年前にはできなかった表現技法にも挑戦できました。特に露光中のズーム操作ピントずらしなど、従来の「ピキピキ」とした工場夜景とは一味違う抽象的な表現も楽しめました。

ズームとピントをずらした工場夜景

長秒露光15秒のうち、13秒で工場のパイプや柱をしっかり描写し、残り2秒でピントをずらして玉ボケを作る…といった技法は、同行者のアイデアから生まれたお遊びかつ面白表現です。

🏰 ディズニーシー撮影集中デー|X-T50×XF35mmの魅力

9月下旬には、FUJIFILM X-T50 + XF 35mm F1.4 Rの組み合わせでディズニーシーへ。替えバッテリーを1つ持参してもギリギリになるほど、撮影に集中した1日。朝7時の開園待ちから夜21時過ぎの閉園までの約14時間を、乗り物にも乗らずほぼ撮影だけに費やしました。クレイジー!

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Frame Log #006|X-T50 × XF 35mm F1.4 Rで過ごした1日|東京ディズニーシースナップ撮影の記録東京ディズニーシーでFUJIFILM X-T50とXF 35mm F1.4 Rを1日テスト。アトラクションに乗らず撮影メインで過ごした記録。4000万画素の威力と53mm画角の魅力、長時間撮影での使用感を実体験レポート。...

X-T50の内蔵フラッシュが地味に良き

今回地味に良かったのは、X-T50の内蔵フラッシュを使ったシンクロ撮影。ビッグバンドビート(BBB)が9月末で終了ということで、そんなイメージで仮装をし挑んだこの日は記念のポートレートができました。夜はこのスローシンクロでいい感じに表現することができたと思います。

BBBさようなら

アトラクションには一切乗らず、純粋に撮影だけを楽しんだ特殊な過ごし方でしたが、「このカメラとレンズ神かよ」と一日中言っていたほど、機材の組み合わせに感動です。値段を考えなければ最高です。フルサイズ換算53mmという画角も、テーマパークでのスナップには完璧だった、それも要因です。

ディズニーシーでモノクロスナップ

🌺 巾着田の曼珠沙華撮影|秋の訪れを告げる赤い絨毯

9月末は朝5時起きで埼玉県日高市の巾着田へ。500万本の彼岸花が咲き誇る関東最大級の群生地で、朝日に照らされた幻想的な光景を撮影してきました。開園時間の7時に合わせて到着し、α7IV + SEL70200GM2で様々なアングルから彼岸花の美しさを捉えました。

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【2025年最新】巾着田の彼岸花撮影完全ガイド|アクセス・撮影テクニック・見頃情報まで徹底解説2025年巾着田の彼岸花撮影を完全攻略!500万本の曼珠沙華が咲く関東最大級の名所で、実際に撮影した経験を基にアクセス方法・駐車場情報・カメラ設定・撮影テクニックまで詳しく解説。10月5日まで見頃継続中。...

望遠レンズで切り取る彼岸花の魅力

今回特に印象的だったのは、SEL70200GM2のテレ側200mmで撮影した彼岸花。まるでマクロレンズのような接写表現ができ、花びらの繊細な質感や朝日に花弁が透ける美しさを鮮明に、時には抽象的な描写をすることができました。

背の高い曼珠沙華
マクロ的に撮った曼珠沙華

低アングルからの撮影では、角度をつけることで背景の緑を入れ、赤い彼岸花との補色効果も美しく表現できました。

📸 9月の撮影を振り返って

9月は機材面でも表現面でも大きな発見があった1ヶ月だったと感じる。特にFUJIFILMの魅力を再発見できたのが最大の収穫。FUJI X WEEKLYアプリを活用したフィルムシミュレーション撮影や、X-T50での本格的な撮影体験を通じて、ソニーユーザーでありながらFUJIFILMの色作りをはじめとする表現力の素晴らしさ、撮影体験の楽しさを改めて実感です。すごい。FUJIFILM。

🍂 10月は何を撮ろう?

いよいよ本格的な秋の到来。10月は紅葉撮影シーズンの始まりですね。今月発見したFUJIFILMの魅力を活かしながら、秋の色彩豊かな風景をどう表現するか、今から楽しみです。

ちなみに、巾着田の曼珠沙華まつりは10月5日までなので、まだ間に合う方はぜひ足を運んでみてください。500万本の彼岸花が織りなす赤い絨毯は、一度は見ておく価値がありますよ!

今月もたくさんの素晴らしい被写体と出会えました。感謝感謝!来月もカメラを片手に、新しい景色を求めて出かけます!皆さんはどんな秋にしたいですか?

hatta

それでもやっぱり食欲の秋…?

今月もありがとうございました。