🏙 撮影スポット探訪記|カメラ片手に歩く街角

【夏の朝活スナップ】上野から日暮里まで、蓮と下町を巡る2時間フォトウォーク記

アイキャッチ

真夏の休日、なぜか朝4時に目が覚めてしまった…。こんな日は「早朝フォトウォーク」に出かけてみるのも一興。今回は、上野駅から不忍池、谷根千を通って日暮里駅まで、約2時間のスナップ散歩をしてきました。

朝4時、自宅近くの静けさが心を整える

夏の朝4時。まだ薄暗い住宅街はとても静かで、鳥のさえずりだけが響いている。夜明け前の空気は驚くほど涼しく、思わず深呼吸したくなるような心地よさ。

この時間帯にだけ感じられる“東京の無音”は、スナップの感覚を整えてくれるようでした。

朝焼けの空

📌今回の撮影環境

  • 撮影日:2025年7月 祝日(05:00〜07:00)
  • カメラ:SONY α7Ⅳ
  • レンズ:SEL70200GM2
  • ルート:上野駅~根津神社~谷中銀座~日暮里駅
地図
歩くだけなら1時間の距離ですが、スナップをしながらとなると2時間かかりました
hatta

暑さが目立つ今年の夏、日の出直後であれば辛くなかったかな

始発で到着した上野駅の雰囲気

始発の電車に乗って上野駅に到着したのは5時すぎ。構内は清掃員と数人の乗客のみ。少し散歩も外に出ると、オール明けだろうか、すごく眠たそうに歩く男女の集団や、このあとの開店のための資材搬入なども確認した。

朝日を浴びる上野駅看板
資材搬入をコントロールする警備員
ごみ収集を始めた白い収集車

不忍池の蓮、朝露に光る色

不忍池の蓮は、早朝に咲くことで知られています。訪れたこの日も、朝の光を浴びてぽつぽつと咲き始めた花が池に浮かぶ様子は圧巻です。今日持ってきた望遠レンズを使っていろんな画角の蓮を撮影。

朝日に照らされる蓮
蓮
逆光の蓮
朝日に照らされる蓮
【2025年版】夏の蓮スポット3選|早朝撮影で美しい蓮の花を捉える撮影テクニック東京近郊で蓮の撮影が楽しめるスポット3選(上野不忍池・横浜三渓園・葛飾水元公園)と、望遠レンズを使った蓮の撮影テクニックを紹介。早朝の光を味方につけた美しい写真の撮り方と各スポットの見どころを解説します。...

不忍池から谷根千へ。下町情緒が残る路地を歩く

池を一周したあとは、弁天門を抜けて谷中方面へ。途中の坂道や細い路地が、スナップ好きにはたまらないポイントの連続です。

住宅街の静けさと、たまに通る自転車の音が心地よいBGMに。途中には朝顔も発見。朝ならではのフォトウォークを楽しみます。

日傘をさす女性
バス停で待つ男性
朝に咲く朝顔

根津神社でラジオ体操に遭遇する

根津神社に近くなっていくにつれて、少しずつ人が増えてきました。なぜだろうと思っていましたが、鳥居をくぐった先で、思いがけずラジオ体操の輪に遭遇。そういうことね、と納得し、しれっと少し参加してきました。お年寄りたち、夏休みの始まった子供とそのお父さんに交じって少しだけ身体を動かすと、とてもスッキリした気分に。

こういう偶然の出会いがあるから、早朝スナップはやめられません。

謎の動きをしながら歩くおじいさん
根津神社に吸い込まれていく女性
第一体操
舞台で体操

根津〜千駄木〜谷中、レトロな町並みを抜けて

根津の古い商店街を抜けて、千駄木〜谷中方面へ。まだ開店前の店先や、朝刊を配る人、すれ違う犬の散歩。ゆっくりと動き出す街の姿がフィルムのように流れていきます。

SEL70200GM2の手ブレ補正を活かして、歩きながらのスナップも快適にこなせました。

日暮里駅に到着。ちょうど2時間のフォトウォーク

日暮里駅前に到着したのが朝7時すぎ。気温も上がりきる前で、疲れよりも“いい充実感”が残る朝活でした。

スナップは「光と気温と感覚」で撮るもの。真夏こそ、朝の2時間をどう使うかが鍵になりそうです。

日暮里駅から見える空

まとめ|夏の朝はスナップのゴールデンタイム

今回の夏の上野〜日暮里ルートは、蓮の花や下町の風景、偶然の出会いまで詰まった内容豊富な2時間でした。

  • 早朝ならではの静けさと涼しさ
  • 蓮の花の見頃は朝だけ
  • SEL70200GM2が想像以上に街歩きスナップにも活躍

これからの季節、「朝だけスナップ散歩」、いい朝活、おすすめです。

コーン集団
日向ぼっこする鳩
稲荷
ZAKURO